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部分的に神経を取り、コンポジットレジンを充填した1症例

投稿日:2018年3月13日

カテゴリ:院長ブログ 根管治療(歯の神経の治療)

以前もご紹介した、部分的に神経を除去する治療があります。

直接、神経が出てしまったところに行うのが直接覆髄と言われている方法。

これ、うまくいけばすごくいいんですが、自発痛(何にもしなくても痛みを感じることがある)ようなケースには行わない方がいいです。

そうは言っても、神経を残してほしい患者さん、結構いらっしゃるんですね。

今回の患者さんは、神経の上の方がすでに壊死してしまっていたケースです。

深い虫歯があります。

ラバーダムを行い、H2O2(30%)とヨードで消毒します。

滅茶苦茶深い虫歯をそーっと取っていきます。

ピンクに虫歯を染めながら虫歯を取っていきます。神経が見えましたが血がつついても出てこない。

ゆっくり神経の生きているところまで削っていき、止血後。

MTAをつめ、1週間後。

ラバーダムをかける前に神経がいきていることを確認し、

コンポジットレジン充填をしました。

このケースはフルパルポトミと言われる術式で、私も昔はやっていなかったのですが、とある先生の勧めで、現在、多くの症例で使わせて頂いております。

自分でやってみるまでは、神経いきてるのか判定つかないのでは・・・?と考えていましたが、なんと冷、電気診、意外と反応します。

フルパルポトミは術後の疼痛も意外と少ないです。

レジンの適合もばっちりですね。

 

抜髄は簡単だし予後もいいです。

これは重要なことです。

 

しかし、もっと重要なのは、

『パルポトミ、抜髄、どちらも、ラバーダム下で過剰なくらい清潔に処置しないと失敗する』

ということです。

止血のやり方、凝血塊の扱い、初めての先生はわからないことも多いと思いますので、詳しくは徹夜会の寺岡先生の時にじっくり聞いてください。

 

さて、先週の日曜にサミットGという勉強会でお話させていただきました。

高名な先生、私のような無名の男、様々な新進気鋭の先生が限られた時間で自分の情熱を来てくれた先生に移すという素晴らしい会でした。

次回が楽しみです。

 

さて、4/15の私のセミナーですが、1カ月前にして、定員となってしましました( ;∀;)

お申込みいただいた先生方、本当にありがとうございます。

当日は限られた時間で最大限、皆様のエンド能力を高めたいと思いますので、頑張っていきましょう!!

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