根管内の洗浄に

根管治療を行う上で、

１根管形成（神経の管を機械的に掃除）

２根管洗浄（消毒液で洗います）

３根管充填（神経の管に樹脂を詰めます）

という３ステップを踏みます。

これは大原則で、どんなに新しい治療法が紹介されても同じです。

近年、この根管洗浄が注目されており、ジェントルウェーブというオートで根管洗浄する方法やその他色々な方法が考えられております。

私が個人的に注目しているのはレーザーによる洗浄で、検討に検討を重ね、（岸田風）買う直前まで行ったのですが、そんな時に出会ったのがこちらです。

エンドアクチベーターという音波洗浄のものと、当院で行っている超音波洗浄（PUIといいます）と、レーザーと、EDDYというエアスケーラーに装着するもので比較した実験なのですが、これを見る限り、EDDYが圧勝だよな・・・という印象を皆さんも受けると思います。

別の実験でも、

なんだか、EDDYがよさそうです。

というわけでEDDYを買いました。

実際に使った感触はチップがすごく柔らかいので、湾曲しててもある程度入る感じがしました。今までの超音波チップだと金属なので湾曲している手前までの挿入だったため、湾曲がきつい症例では、XPエンドというものをいつも併用しております。まだ、EDDYを信用しきっているわけではないので、従来の洗浄にプラスして使うというイメージです。

レーザーよりはかなり安いので、一先ずEDDYお試しにという感じですが、最後までどの選択肢も排除しない（岸田風）つもりでいます。

EDDYですが、１本１５００円で、使い捨てなので、（オートクレーブ入りません）保険の根管治療で導入を検討している先生はご注意ください。