歯周病

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歯ぐきだけではない、歯周病は怖い病気

歯周病歯周病とは歯周ポケットの中に細菌が繁殖することで起こる疾患です。昔は年をとると歯茎が下がるなどの現象は加齢変化と考えられていましたが現在、歯肉の退縮の多くは歯周病に起因することがわかっています。

歯周病は歯肉が下がるだけでなく、歯を支えている骨も溶かすことがわかっております。従来は、一度溶けてしまった骨は再生することはないと考えられていました。しかし、現在はエムドゲインやGTRという、歯周再生療法があり、失った骨を再生させることができるようになりました。

※ただし、再生療法が可能な条件として『3壁性の骨欠損』という縛りがあります。 全ての歯周病に適応できるというわけではありません。

歯周病によって失われた骨を再生する「エムドゲイン再生療法」

  • ①歯周病で歯が動揺する

    歯周病で歯が動揺する初診時。他院で歯周治療を行うが腫れを繰り返すとのこと。赤いラインのところに大きな骨の欠損が認められます。

  • ②歯周再生療法後

    歯周再生療法後エムドゲインによる歯周再生療オペ後1年。骨の再生が認められます。排膿の再発は起きておりません。もちろん、歯の動揺もなくなりました。

  • ①歯周病で骨が喪失

    歯周病で骨が溶ける初診時。骨の喪失が認められます。そのため、歯が動揺しています。

  • ②骨の再生

    骨の再生治療後。 骨の回復が認められます。歯の揺れも治まりました。

歯周病で下がった歯ぐきを元に戻す2つの治療法

歯周病で下がった歯茎も症例によっては再生させることができます。CTGとFGGという2つの治療法です。どちらも、上の奥歯の裏あたりから歯肉、組織を持ってきて歯ぐきが下がったり痩せているところに移植します。 あまり知られてい無いですが、諸外国では80年代から盛んに 行われてきました。近年ではインプラントの治療に併用することが多いようです。

①CTG治療

退縮した歯肉を再生する術式をCTG(Connective Tissue Graft:結合組織移植術)と言います。FGGとの違いは、FGGは歯ぐきの上皮組織と結合組織の2層の組織を一緒に切り取って移植する方法に対し、CTGは結合組織のみを切り取って、移植先の上皮組織と骨膜の間に移植する方法です。

上皮を移植しないので、歯ぐきの色は変わりませんから、前歯部の歯肉移植に向いています。

  • ①歯周病で歯ぐきが下がっている

    歯周病で歯ぐきが下がっている歯茎が下がり、知覚過敏が生じていたため、CTGを行うことにしました。

  • ②CTG治療後

    FGG治療後歯ぐきの下がっている箇所に、歯の裏側から採取した移植片(結合組織)を移植し歯ぐきを延長します。

②FGG治療

歯茎が痩せてしまい、ブラッシング時に粘膜に触れて痛いことがあります。これを治療するために歯肉を移植する術式があり、それをFGG(Free Gingival Graft:遊離歯肉移植術)と言います。歯ぐきの上皮組織と結合組織の2層の組織を一緒に切り取って移植する方法です。

上皮を移植するので移植元と移植先の歯ぐきの色の差で歯ぐきの色が変わって見えることがあり、臼歯部の歯肉移植に向いています。

  • ①歯周病で歯肉が薄くなっている

    歯周病で歯ぐきが下がっているインプラントを埋入した箇所が歯肉がなくなっていたため、FGGを行うことにした。

  • ②移植片を採取

    FGG治療後FGGは上皮ごと移植片を採取します。CTGと同じく歯の裏側から採取してきました。

  • ③移植直後

    歯周病で歯ぐきが下がっているオペ直後。上皮組織と結合組織のセットになった移植片を移植しました。

  • ④回復後

    FGG治療後抜歯し回復した歯ぐきです。術前より格段に歯肉の幅が増えているのがわかります。

歯周再生療法・歯肉移植をお考えの方はご相談ください

歯周再生療法、歯肉移植など、日本ではあまり馴染みが無い 治療ですが、諸外国では80年代から行われてきた歴史ある治療で、歯学部に通うと必ず習います。 しかし行わない歯科医師がほとんどなのは、あまりに難易度が高く、症例もしっかり選ばないと失敗するからです。保険が利かないことも要因かもしれません。

しかし、トレーニングを積み、可能な症例を見極める目を養えば必ず患者さんに利益になります。歯周病で お悩みの患者さんは一度、ご相談ください。

ほとんどの方が、歯周病菌の保因者です

歯周病カウンセリング写真日本人のほとんどの方が、歯周病菌をお持ちです。これらを完全になくすことは不可能だと言われていますが、歯周病が発症しないようにすることは可能です。

歯周病で歯茎が痩せていく前に、何も起こらないレベルまで菌の数を減らすことが大切です。

歯茎が痩せて、揺れてきてしまった歯が、その後、なんとか10年間持ったケースなどもありますので、諦めないで歯科を受診してみましょう。

03-6262-3646