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根尖が壊れていて、大きな病変を有する歯のその後

投稿日:2017年10月10日

カテゴリ:院長ブログ 根管治療(歯の神経の治療)

大きな病変が近心にあります。

根尖が大きく壊れているため、古いガッタが根尖孔外に出てしまいました。

取り出すことができなかったため、そのまま根管充填することにしました。

半年以上の月日が経ちました。

骨の再生を認めます

しかし、この症例、症状が完全に消えてくれません。

さて、オーバーしたものが違和感の原因と考えるべきか・・・

そこに関する僕の考えなのですが、

『炎症がある→破骨細胞を活性化する因子が出ている→骨が溶ける→噛むと痛い、膿が出る』

という炎症の流れが骨が出来たことにより炎症が収まりつつあることを示唆していると考えることができます。つまり、「症状は根の先の炎症由来ではない可能性が高い」と私は考えました。

オーバーしている事実は間違いないと思うのですが、「異物が根の先にあると感覚異常が生じる」

ということは無いかと思います。

インプラントとか、完全に異物ですものね。

 

症状が長く続いていたケースは、レントゲン上でしっかり治っていても、症状が思ったほどすっきりしないケースがたまに見受けられます。(激痛とかはなくなります)

根管治療は奥が深いですね。。

 

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