ウォーキングブリーチ(神経を抜いた後のホワイトニング)後編|東京日本橋の歯医者|ほうじょう歯科医院新日本橋

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ウォーキングブリーチ(神経を抜いた後のホワイトニング)後編

投稿日:2018年9月26日

カテゴリ:院長ブログ 根管治療(歯の神経の治療)

昨日はウォーキングブリーチのお話をしましたね。

要約すると、

1神経を取った歯は変色する。

2過酸化水素を使うとスピーディーに色が変わるが外部吸収を起こす

3過ホウ酸ナトリウムは漂白作用が弱いが、外部吸収はしない

というお話でしたね。

さて、ほうじょう歯科医院にはいろんな根管治療のトラブルを抱えた患者さんがいらっしゃいます。

ウォーキングブリーチに関わるトラブルも多数見ます。

これもウォーキングブリーチによる外部吸収です。

骨に歯が完全に置き換わっています。

紹介元の先生には申し訳ありませんでしたが、ここまでくると何もできません。

 

ウォーキングブリーチについて、私の患者さんがネットで調べた方がいまして、なんと、「過酸化水素を使えば外部吸収しない」と書いてあるサイトがあったそうです。

フェイクニュースです。

完全に逆です。

過酸化水素を根管内で熱を加える方法がオリジナルです。

しかし、それでは外部吸収があまりに多かったため、過ホウ酸ナトリウムと過酸化水素を根管内に置いて患者さんを帰宅させる方法が出てきました。

しかしそれでも外部吸収が起きるケースが報告されたので

過ホウ酸ナトリウムのみ使う方法が現在は推奨されている。

という一連の流れがあります。

 

皆様、ご注意ください。

 

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