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歯髄結石とは

投稿日:2022年2月28日

カテゴリ:根管治療(歯の神経の治療)

歯髄結石というものをご存知でしょうか。

尿路結石や胆石などはよく聞き覚えがあると思いますが、歯の神経の管の中に石ができる現象をいいます。

写真の黄色の半透明のものになります。

これが出来る原理を知っている歯科医師はかなりのマニアだと思いますので、ちょっとお話させていただきます。

歯髄結石は慢性的に歯髄へ炎症が加わると出来ることが知られています。深い虫歯をずっと様子見たりしていると出来てきたりします。

また、リクッチ先生によれば、遺伝的に多発する人もいるとの報告があるそうです。以前のブログでも紹介した通りです。

さて、歯髄結石とは別に、「第二象牙質」「第三象牙質」というものがあります。これは、加齢や歯髄への刺激で象牙芽細胞という神経の管の壁沿いに並んでいる細胞が新たに象牙質を作るというもので、これは象牙芽細胞が作ります。

歯髄結石は神経の壁沿いにできるものではないので、象牙芽細胞が作るわけではありません。

では、どうしてこのような石灰化物が出来るかというと、歯髄にはカプサイシンレセプターという、痛みの受容器が存在しており、歯髄に刺激があるとカプサイシンレセプターがNaーCa交換体というチャネルを開き、歯髄内部にカルシウムイオン濃度が急激に高まります。それが歯髄結石が出来る原因となります。

昔はこの原理がよくわかっておらず、私も当時、大学の授業では習いませんでした。

先日、ノーベル生理学賞を受賞したおかげで話題沸騰のカプサイシンレセプターですが、こんなところに絡んでくるんですね!

歯科臨床は奥が深い。

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