歯根破折を放置しないほうがいい|東京日本橋の歯医者|ほうじょう歯科医院新日本橋

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歯根破折を放置しないほうがいい

投稿日:2017年6月11日

カテゴリ:院長ブログ 根管治療(歯の神経の治療)

PBN9_140402111029(調整後)

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歯根膜腔の拡大が認められます。

プローブも近心からずぼっと1か所入るため、抜歯してインプラントにするべきとお話しました。

この患者、私の実父です笑

親父「え、痛くもないのに抜くの??実の親の歯だよ??この人でなし!!」

ということで、あんまり骨も溶けてなかったので、経過をみて、骨が溶けてきたら抜くことになりました。

たまに親父と会うたびに、「折れてるところ、問題ないかい?」

と聞くのですが、

「全く問題ない。このヤブ医者め!!」

と言われる感じで、まあ、親父の歯だし、好きにさせとくか・・・なんて思っていたんですね。

そしたら、先週の日曜に、

『本日、緊急入院することになりました。詳しくわかり次第、また報告します』

という、親父らしからぬ敬語のメールが!!笑

その時はバイト終わりに友達と飲んでいたので、なんだか大げさなことになってるな~くらいにしか思わなかったのですが、今週の木曜に親父からクリニックに電話がかかってきまして、

「あのー、言いずらいんだけど、急性骨髄性白血病になってしまいました。まあ、動揺して、手元狂ったら患者さんかわいそうだし、黙っておくことも考えたんだけど、一応報告しとこうと・・・」

え・・・?て感じですよね。

まあ、私も色々な修羅場を超えてきたので無事手元は狂わず、その日はさらっと診療を終えて、面会時間は過ぎているものの、なんとか病院に入れていただきました。

つい数日前にあったときは見た目は健康そのものだったのですが、輸血され、青白い顔の親父が病室でたたずんでいるのを見て驚いてしまいました。

その日から一応毎日親父には会うようにして、担当の先生からも色々な説明をしていただいて、だいぶ本人、家族ともに落ち着いてきたのですが、すごーく気がかりなことが・・・

 

そう

PBN9_140402111029(調整後)

こいつ!!

破折した歯は必ず感染源になります。

白血病の治療の基本は、一回、今ある白血病細胞をつくる骨髄を抗がん剤でやっつけるところからはじまるのですが、その時にいちど、白血球が全然なくなる瞬間がでてくるわけなんですが、そうなると、元気なときはなんでもなかったこいつが、

感染源になって命を脅かすかもです・・・

本当に、悔やんでおります。

ここまでくると、もう抜けないし・・・

PBN9_140402111029(調整後)←久しぶりにみると私を嘲笑うように見えます笑

くそう・・・

あの時押さえつけてでも抜いとけば・・・笑

 

というわけで、患者さんの言いなりになることは、患者さんのためにならないことを痛感いたしました。

 

さて、今週も頑張りましょう(^_-)-☆

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