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大きな根尖病巣、分岐部病変を有する歯の治療

投稿日:2017年4月12日

カテゴリ:院長ブログ 根管治療(歯の神経の治療)

DB178336_160802165015(調整後)

2歯とも巨大な病変が・・・

6番(左のほう)は分岐部にも透過像が見受けられます

DB178337_161004210956(調整後)

まずは6から始めました。

近心根の付け根に穴が開いてしまっていたため、そこにはMTAを入れました。

治療中、何度か腫れて、大変でした(´・ω・`)

分岐部にはMTAかガッタが出てしまってますね。

DB178337_161005202048(調整後)

7の根管充填時。

6は大分落ち着いてくれていました。7はほとんど苦労なく治療が進みました。

DB178337_170411173114(調整後)

治療後半年。

分岐部の歯槽骨がかなり治りました。

根尖病巣もなくなりましたね(^^♪

DB178336_160802165015(調整後)DB178337_170411173114(調整後)

外科もやってませんし、すごくうまくいったなーと思います。

 

で、ちょっと気になっているのが

DB178337_170411173114(調整後)

「根尖付近には骨が出来ているにも関わらず、遠い所はまだ不十分に見えなくもない。」

ということ。

僕らの感覚では病変の外側から内側に向かって骨は治っていくような気がしますが逆の現象が起きています。

予測されるのは、感染源を除去したため治癒の土壌ができた→MTAにより骨が他の部位よりスピーディーに誘導されているため根尖付近から治癒しているように見える。

もしくは、7は歯槽骨が分厚く、正確にレントゲンに反映されないために、たまたまこのように見えている。

のどっちかかと思われます。

 

一つ言えるのは、骨が無くなる原因は歯の神経管に感染している細菌のせいです。

歯を取り囲む感じで治ってきているのであとは時間が解決してくれるということですね。

 

いやー、難しい歯でしたが残せてよかった(^^♪

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