分岐部病変のようなレントゲン像の歯の治療|東京日本橋の歯医者|ほうじょう歯科医院新日本橋

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分岐部病変のようなレントゲン像の歯の治療

近心根から分岐部にかけて大きな透過像がある症例です。

 

このようなケースはなるべくならば手を付けたくない先生、多いのではないでしょうか。

このような症例、マイクロを使った根管治療をしていてつくずく思うのが、

「ストリッピングパーフォレーション」

を起こしている症例がほとんどです。

歯周病由来でこのようになることもあるにはありますが、神経を取った既往のある歯でこのような透過像がある症例はストリッピングが多いです。

ストリッピングとは、根管治療の際に、内側にカーブしているところを直線的に削っていくと内側が薄くなりすぎて穴があいてしまうという現象です。

昔はこのようなケース、予後不良で抜歯になることがほとんどでしたが、現在はMTAのお陰でなんとか治療することが出来るようになりました。

 

ストリッピングの場合はすべてMTAで充填してしまいます。

一般的なパーフォレーションとの違いはストリッピングの場合、穴の場所のみをピンポイントでMTAで詰めることは難しいのです。出来なくはないですが、ほとんどの先生はこのようにして治療します。

術後3カ月。

分岐の透過像は治りました。

根尖部も問題なさそうです。

 

テクノロジーの進歩は素晴らしいですね。

 

 

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